2010年08月22日
よくある話だと思います。
だけど、よくあるからって解決しやすいとか、その悩みは軽いとか、そういうものではありません。
『上の子が、下の子に意地悪をします。』
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そういう話始めでした。
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意地悪。
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どちらもお母さまの子ども。
どちらも大切なのに、どちらかがどちらかに痛いことをする。
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悲しかったのでしょうね。不思議だったのでしょうね。
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聞いてみると、いくつかパターンがありました。
①下の子が寝付いたときに、抱きしめたり大きな声で話しかけたりする。
②下の子が遊んでいるときに、他のおもちゃで気を引こうとしたり、体を引っ張ったりする。
③上の子が遊びに集中しているときに来た下の子を、押したり大声で威嚇したりする。
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さて。
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一つ一つ行きましょう。
まず①。
もし、そのときの上の子の表情がすごく硬かったりしていなかったら、上の子の気持ち=『寝てる子って可愛い☆』
これに尽きると思います。
起きている時間は良く分からないときに泣き出したりママにべったりくっついている、なんだか許せない存在、下の子。
でも、寝てるときはうるさくないし、ママを取ったりしてないし、その顔可愛いし。
『今、寝てるのか。そっか。可愛いな。よし、可愛がってあげよう』
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ぎゅぅ。
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よし、名まえを呼んであげよう。
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『○○ちゃ~ん』
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以上です。
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これは、いたずらしたら叱るけれど、寝ているわが子をみると可愛くって仕方なくってほっぺをつんつんしてしまう、
あの心理です。
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ほほえましいですね。
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けれど、それで下の子が起きてしまったら、お昼寝を途中で中断されてかわいそうだし機嫌は悪いし、また寝かしつけるのにすごく時間を使う。
=上の子が意地悪。
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この場合行動としては困ってしまう行動を上の子が取っているわけですが、
気持ちとしてはむしろ好意で行っているわけですので、しかりつけるのも忍びないですね。
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では、どうしましょう。
基本は『気持ちを受け止める』です。
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上の子に『○○ちゃん可愛いね。やさしくしてあげようと思ったの?』『一緒に遊ぼうと思ったの?』『大好きだよって思ってぎゅぅしたの?』
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それから、教えてあげてください。
『○○ちゃんは今寝てるから、起きてからぎゅぅしてあげようね。』『○○ちゃんは今寝てるから、後でお名前呼んであげようね。』
『眠っていたら静かにしてあげるんだよ。』
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何度言われても、覚えなければ繰り返しますし、納得できなければ繰り返しますので、
何度目でも一度目のように、
気持ちを受け止め、伝えてあげてください。
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この二つをしてからまだ下の子に手を出そうとする。
それでしたら、上の子をお母さまと二人の遊びに誘ってください。
物のやり取りや絵本、お母さまはちょっとだけ家事の手を休めて上の子と二人の時間を作ってください。
ことばでちゃんと『大好きだよ』と伝えてください。
そうやって気持ちを他に移すお手伝いをしてあげてください。
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大丈夫。
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上の子は、優しい気持ちが育ってきているところです。
その優しさを、どうあらわすかがまだ分かっていないのです。
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だから、お母さまが舵を取って、何度でも一度目のように、伝えてください。
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